「さよならヨディ・・・いつかまたスクリーンで会える日まで」  by プリシラ


■リーフレットに込められた熱い想い

 「欲望の翼」の国内最終上映会が、7月9日(土)にキネカ大森で開かれました。いつもの土曜日よりかなり早めに起きた私の胸の中は、上映権が切れてしまうその日にスクリーンでヨディと会える喜びと、しばらくはその姿を拝めなくなってしまう切なさが行き交っていました。

 大森駅に着いたのが朝の8時半。キネカ大森のある西友の入り口には、整理券の配布を待つ人の列がすでにできていました。スタッフが手渡してくれた整理券は「34」。当日券を目指す人は、なんと朝の7時から並んでいたとか。レスリーファンの出足は、どのイベントへ行っても思いますが、いつも本当に早いです。引換券としてあらかじめ送られてきたハガキをみんな大事そうに手にしています。このハガキが自宅に届いた時、溜息が出てしまうほど素敵なデザインに、レターボックスの前で立ち尽くしたほどでした。サングラスをしたヨディの物憂げな表情と、短パン姿でチャチャのステップを踏むヨディの小さなシルエットにしばし見入ってしまいました。この日のチケットは、サイトでの申し込みが始まると、わずか20分でソールドアウトだったそうです。私の周りにも「買えなかったの」と嘆く友人が何人もいました。

 9時を少し過ぎるとようやく入り口のドアが開かれ、整理券の番号順に映画館のある5階へエレベーターで移動します。受付をすませて、ふと目に入ったのが大きなレスリーの笑顔。思わず近寄っていくと、2000年5月19日、パッションツアーの開催をコンラッドホテルで記者発表した時の姿です。パッションツアーのポスターを背にして、楽しそうに笑っているレスリーが、そこにいました。

 ロビーに入ると、ヨディのパネルやこの日のために発行された「國榮張報」などが壁面を飾っています。まずは、会場に入って自分の席を確保し、ほっと一息。受付でいただいたリーフレットを開くと、しばらく目を離せなくなり、そのまま一気に最後まで読み通してしまいました。松岡環さんや石井恒さんなど、2003年4月以降、レスリーへの想いを語って下さった方々のお名前が次々と目に飛び込んできます。ああ、あの方もこの方もというほどに様々な方のメッセージが寄せられていました。そして、この上映会の開催に奔走して下さったスタッフの「想い」のいっぱい詰まった言葉も。限られた時間の中で、こんなに素晴らしいリーフレットを制作した下さった方々の集中力とエネルギーはものすごいものがあります。

 上映開始までに少し時間があったので、ロビーに出てみました。スタッフが売って下さっていた「國榮張報」は売り切れ寸前で、あわてて購入。「國榮張報」の大ファンである私は、電通や博報堂には決して真似のできない、その広告センスに唸らされています。今回の2号目は果たして?と思ったところに、大手自動車会社の広告が!まだ、お読みになってない方にはぜひぜひお勧めです。

 初めて会う人、久しぶりに会う人とロビーで言葉をかわしているうちに、上映開始の時間が近づいてきました。会場内の通路には、当日券で入場した人が、座布団の上に腰を下ろしています。場内は満員。あとは静かに上映開始を待つだけです。


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