●プロローグ
レスリー・チャンの悲しいニュースのあと、しばらくの抵抗期間(以前から香港明星としては好きな俳優でしたが、歌手という認識はありませんでした。いなくなってから好きになるなんてと無駄な抵抗をしていました)を経て、LLさまのおかげもあって、自分でもビックリするくらい深くはまってしまいました。
レンタルビデオ店に通い、DVDやCDを買い集め、図書館にも通って、どんどん深みへ。PCも余り使っていなかったのに、レスリーのおかげで、PCの前に座る時間もどんどん長くなっていきました。LLさんのイベントに参加し、掲示板を通じて、レスリー友もできて、人生が違ったものになりました。
彼の映画を見れば見るほど、違う彼の魅力に打ちのめされ、音楽を見たり聴いたりするほど、その魔力とも言うべき魅力に圧倒されます。こんなにはまり甲斐のある人に巡り会えた幸せを、日々強く感じています。レスリー・チャンで楽しもう!をモットーに、これからもずっと彼を追っていきたいなと、思います。
● ● ●
先日、一緒に普通話を学んでいる知人に、「金枝玉葉・君さえいれば」のDVDを貸すとき、「これは、香港映画のラブコメディーの最高傑作なのよ!」と言い、「その通りだったわ、面白かった」と返事があって、ニンマリ。
また、もうひとりの知人に「覇王別姫・さらば、わが愛」を貸すとき、「これは、中国映画の最高傑作なのよ!」と言ったところ、私たちの老師が、「その通り!わたしもそう思います!」と賛同してくれたので、とても嬉しかった。老師は詔興市出身の26歳の女性で、はじめに「私は彼のファンです」と写真を見せたところ、「あー、張国栄!私もあの時悲しかった!」とすぐ話が通じました。彼女にとっては、小学生のころ、彼のステッカーをあちこち貼って、シールも沢山持っていて、映画は、DVDやVCDでほとんど見た香港で一番の俳優兼歌手という認識のようです。 でも、トニー・レオンが好きとか。
彼女は、一年で帰るので、毎週彼女の見ていないレスリーの映画やコンサートのDVDを、せっせと貸し出しています。すごいですねー、と感心され(あきれられ)ながら。
● ● ●
レスリー・チャンのデビューのきっかけとなったコンテスト映像や、デビュー映画を見ると、その堂々とした姿に、この人は、生まれついての大スターだな〜と、感心します。
歌手としても俳優としても、初めからその才能の片鱗を見せてくれています。でも、デビューしてからしばらくは、当時の香港芸能界の荒波にもまれていたようです。時に、テレビドラマや映画で、評価されることもあったようですが、歌手としては、山口百恵や吉川晃司のカバー曲のヒットまで待たねばなりませんでした。その頃、香港映画が最盛期を迎えようとしていました。彼の豊かな才能が大きく花開く時がやってきたのです。
ジョン・ウー、ツイ・ハーク、ウォン・カーワイ、チェン・カイコーそしてピーター・チャン監督らの映画に出たことは、レスリーの才能と、時代と、香港が、起こした奇跡だと思います。俳優としては、とても強い運に恵まれたとも言えるかもしれません。違う角度から見れば、これらの監督は、レスリーの名演技があってこそ、世界的な成功を得たと言えるでしょう。
映画の中で、彼は、それぞれに違うキャラクターを、それぞれ違う魅力で演じています。彼の時代に、ジャッキー・チェンがいて、チョウ・ユンファがいました。歌手としては、アラン・タムがいました。映画賞は、トニー・レオンがとり、人気は、アンディ・ラウほど圧倒的でなく、歌唱力は、ジャッキー・チュンほど評価されず、ダンスも、アーロン・クォックほどではなかったかもしれません。でも!レスリー・チャンにはまった人は、必ずこう言います。 「レスリー・チャンは、最高です!」
●エピローグ
レスリー・チャンはたくさんの音楽作品、映像作品を残してくれました。
どの作品も、彼が真剣に全力で取り組んだもので、笑ったり泣いたりしながら、彼の魅力に惹きつけられ、ますます深くはまっていきます。映画も、歌も、心の深いところまではいりこんできます。
何度見ても、何度聴いても飽きることがありません。彼の作品も、彼自身も、特別です。
簡単に大好きなんて言えないくらい、大好きです。
そして、私も大きな声で言いたいです。 「レスリー・チャンは、最高です!」
(2005・12・16) ぷれじゃ
|
|