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TOP資料倉庫明報1874 別冊MPW特集『張國榮の足跡をたどる旅』>突然流れてきた歌
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突然流れてきた歌

 夜、雨が激しく降っており、時々稲妻も光っている。

 お茶を入れる。ティー・バッグには6種類有り、しばらく考えてから、それに決めた。

 部屋の中は格別静かで、テレビの下のオーディオに目をやるとそれはBoseだったので、アンプラグドのCDをかける。軽やかな歌が思惟の中へと誘い、夕食時にホテルの人が私に話したことを思い起こさせる。

 「張國榮が最後にここに来たのは、彼の亡くなる前年の1月でした。あの日、彼がテラスに一人で座って海を見ているのを、私は遠くから見かけたのですが、その時の彼の姿がとても寂しいように感じました。私たちはその時、カメラマンを呼んで食べ物の写真を撮っていて、彼からは離れていて、レンズも彼の方は向いていなかったのですが、しかし彼は気になったようで、すぐにテーブルを離れ出て行ってしまいました。」

 その人は更に続けて一言聞いてきた。

「彼は一体どうして死ななければならなかったのでしょう?」

「・・・・・・」


 突然、ある歌が私を現実に引き戻した。

 それはとても耳慣れた歌で、雨の歌だ。アニー・レノックスの『ヒア・カムズ・ザ・レイン・アゲイン』、静かな歌詞は まるで秘密の心の中を打ち明けているよう---

あの雨がまた降っている 頭に落ちてくる まばらな記憶のように
頭に落ちてくる 激情が生まれるように
吹き渡る風の中に入っていきたい 恋人のように色んなことを話したい
深い海に潜っていきたい あの雨の中には君がいるだろうか
あの雨がまた降っている 頭に落ちてくる まるで悲劇のように
新しい激情が私を引き裂くように
私は吹き渡る風の下で呼吸したい 恋人のような熱いキスが欲しい
深い海に潜っていきたい あの雨の中には君がいるだろうか

何度もこの歌を繰り返し聴き、窓の外の雨を眺める。

「あの雨の中には君がいるだろうか?」


アイス・ライター


以後、不定期ですが 訳が出来次第みなさまに記事を紹介していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

by Naomi



注意:このページの訳を無断で転載することは堅くお断りします。









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